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横浜国立大学リスク研究グループによる福島放射能対策提言

2012-02-21

横浜国大の金子信博先生からご案内いただきました。
全員科学者による包括的な福島放射能対策は希少です。
特に「環境リスク」の観点から、現実的かつ冷静な提言が期待できますから是非
お勧めです。
http://gcoe.eis.ynu.ac.jp/wp/

===ここから転載===
まもなく東日本大震災の発生から、1年を迎えようとしています。福島第一原
子力発電所事故による放射能汚染は、長い期間にわたって多くの人々が直面して
行かなくてはならない甚大な影響を及ぼしています。私たちは環境や生態系にお
けるリスクについて、これまで様々な角度から研究をしてきました。放射能汚染
の専門家はおりませんが、放射能汚染のリスクについて、これまでの研究成果、
および事故後さまざまなソースから得られた情報を元に検討いたします。

日時:2012年2月29日(水)10:00-17:00
場所:横浜国立大学 環境情報1号棟305(建物番号S7-5)
目的:学内の体制整備、今後の研究方針に生かせる環境リスクの考え方を示し、
福島の農林水産業と私たちの暮らしの今後のあり方について、環境リスク研究拠
点として役に立つ情報発信を行う

10:00-10:15はじめに 藤江幸一(YNU安心・安全の科学センター長)
10:15-11:45(各30分)司会 益永茂樹
伊藤公紀(YNU)「原子力・エネルギーの今後」
斎藤昌幸・土光智子・小池文人(YNU)「情報不足の中で野生生物への放射線リスクを予測する」
金子信博・中森泰三(YNU)「生態系が変える汚染物質の動き」
12:00-13:00 休憩
13:00-15:00(各30分)司会 金子信博
松田裕之(YNU)「海と湖の水産物のリスク」
岡 敏弘(福井県立大)「リスク便益分析をどう使うか―食品中放射性物質基準の決め方―」
岸本充生(産総研)「リスクガバナンスの失敗学:混乱の原因と次への準備」
斗ケ沢秀俊(毎日新聞)「リスクコミュニケーションはなぜ失敗したのか」
15:00-15:15  休憩
15:15-16:30  司会 松田裕之
総合討論
コメンテーター山下廣順(名古屋大学名誉教授、JST)
16:30-17:00まとめ

主催:横浜国立大学グローバルCOEプログラム「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」
共催:JST環境リーダー育成プログラム「リスク共生型環境再生リーダー」

問い合わせ先:
横浜国立大学グローバルCOEプログラム「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」事務局
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79—7 横浜国立大学環境情報研究院101室
TEL : 045-339-4469 FAX : 045-339-4497 e-mail : er-coe3@ynu.ac.jp
===ここまで===


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

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