Blog /ブログ

男性の育児参加_続き

2010.
01.30

高見さん@ナチュラル・ステップ・ジャパンから、スウェーデン事情についての続き。

===
実は、スウェーデンも20年前は、日本と同じで男性も
育児休暇をとるようにというキャンペーンをしていましたが
何となく育児休暇が取りにくく、実際とっていませんでした。

そこで、自主的にはとれないと見た政府
まず育児休暇の1ヶ月を父親だけしか取れない
ようにして誘導したのです。

父親しか取れないので取らなければその1ヶ月が
無効になり損するわけです。
せっかく税金の恩恵を受けられるのに、
それを無効にするなんてことは大嫌いなスウェーデン人です。
それで、だんだん男性が取るようになったのです。

そうなると、今度、1ヶ月ではなく2ヶ月に日数を増やしました。
そうやってここ10年でぐっと父親休暇を取る男性が増えたのです。

企業の意識もずいぶん変わりました。
子どもの世話をした経験がある人間の方が
マネージメントが上手になるということも分かってきて
育児休暇をポジテイブに考えるようになったのです。

日本も、キャンペーンをやりながら、法律で父親だけの育児休暇を
決めれば、少しは取りやすくなるのではと思いますが
いかがでしょう。
===

「子どもの世話をした経験がある人間の方がマネージメントが上手になる」とい
うのは、土堤内氏@ニッセイ基礎研もまったく同じことを言っていた。

同感。私もこのところ自身のマネジメント力が鍛錬されている気がする。(^^)ゞ

ということは、マネジメント機会が多い男性の方が育児が上手い、とも取れるの
ではないだろうか。

男性育児休業のポジティブアクション、日本で浸透させるべきである。


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

男性の育児参加

2010.
01.27

「両性類の子育て」で有名なニッセイ基礎研究所 土堤内氏からのメール。
===
先日「ワーク・ライフ・バランス」の講演をし、子育ての話もしました。
ちょっと驚いたことに参加者の多くが男性で、企業の人事やCSR担当部署であったことです。
===

男性の子育て参加ニーズは高まっていると思う。
私の周りではちょっとした出産ブームの最近。出産適齢期?の男性たちは8割方、
子が出来たら「仕事を減らして子供といる時間を増やしたい」と言う。

ただ、個人レベルになるとそうなのだが、組織レベルになるとなかなか実践する風土は出来上がっておらず、
部下が残業しまくっているのに育児を理由に早帰りなど出来ない、とこれまた口を揃えて言う。(^^)ゞ

ワークライフバランスの講演に男性が多数参加するのは嬉しい現象だが、企業の土壌、
いや、社会のプラットフォームを整えてあげないと、男性の意欲だけが空回りしているのが現実である。
もったいないこと。。。

ナチュラル・ステップ・ジャパン代表 高見さんからは、スウェーデン事情について。
===
スウェーデンは主婦のいない国ですので、二人とも仕事を持っています。
男女平等を達成するためには、男性も育児に参加するべきだという考えがあり、
年々男性の育児参加が増えてきています。
今年の統計では、父親が育児休暇を平均34日間とっているそうです。

最近のトレンドは、カップルが1年半の育児休暇を50%50%分けて取ることのようです。
最初の半年が母親、次の半年は半分ずつ、そして最後の半年を父親が取るのです。
私の娘婿も、先週から半年の父親育児休暇に入りました。
彼は、彼の同僚や友人も父親休暇を取っているので別に自分が特別と思っていません。
父親同士でいっしょに乳母車で散歩に出かけたり、
交流をしており育児をエンジョイしています。

スウェーデンの若いパパ、ママは、ワークライフバランスを
取ることが権利のように考えていてスウェーデンも時代が変わったなと頼もしく思っています。
社会のシステムが整ってきてワークライフとバランスが取れるので育児を楽しむ
心の余裕ができるのだと思います。
娘も彼女のパートナーも、心から育児を楽しんでいるのでうれしく思っています。
日本も、できるだけ早く、このようになってほしいと思います。

そのために、私は、日本もシステムを構築し意思決定するポジションに女性がもっといるべきだ思っています。
そのようなことを少し、エコマムさんで発言させていただいております。
http://ecomom.web.infoseek.co.jp/column/sw/sw_007.html

スウェーデンでは、孫は、人生のデザートだとか生クリームだとか言う表現をします。
私も孫の育児を楽しんでいます。
===

風土や雰囲気作りにはシステム構築が最短距離なので、
日本の企業たちに期待したいところ。

うちも率先して男性用育児休業制度を導入したいのだが、
残念ながら当社では男子が絶滅している最近です。はい。(^_^;)?


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

KYな区職員だから?

2010.
01.14

保育園の申請のため、昨日区役所に行ってきた。
子供はタクシーに放置だし、早く仕事に行かなくてはならないし、とにかく急いでいた。
対応してくれた女性、不慣れな様子で少々まごついていたが、
書類に不備が無いか一所懸命チェックしていたので、急いでいる旨伝えつつそこは忍耐。

ところが、最後にいきなり
「あ。会社経営されてますか?だとしたらこの書類ではダメなんです。こちらに書き直してください」
とまったく違う用紙を差し出され。。。

昨年もそのダメだという書類で申請しているし、
そもそも今年分は必要書類すべて区役所から郵送されてきたもの。
なぜ違う書類が送られてきてしまうのか?去年は違う書類で受理されたのか?と詰問したら、
その女性「そこまで細かく見てませんから」と。。。(ーー;

見てない書類提出するのに、どれだけ時間を浪費しているか考えてほしい!

かなり長いやり取りの中、受付カウンター傍のデスクに座る二人の職員さん、ずーっと昔話に花を咲かせていた。
明らかな私語。せめて小声で話せばバレないものを、カウンターまで筒抜け。
やたら待たされている間、そんな話が聞こえてくれば神経逆なでするだけ!

カウンターの女性に
「あそこ、無駄話が多すぎるのでは?」とクレーム出したら

「仕事の話です」と。(^_^;)?

文京区役所の担当窓口は待機ママちゃんたちからやたら不評。
まあ、待機中のママちゃんたちだから、八つ当たり半分の窓口評価かと思いきや。。。
いえいえ、たぶん空気読めない職員が目立つ所為でしょう。不満因子がこれだけ集まる場で、緊張感がなさ過ぎる。

書類を間違えたなら、とにかく低姿勢で謝る。
私語は少なくともお客様の前では控える。

これは民間企業では当たり前。
しかも、待機問題というサービス内容そのものに少なからず不満をもつ顧客が多
い場合、せめてマナーだけはびっちり叩き込まれた上で対応するのは、渉外には不可欠。

ひとの振り見て、、、当社も気をつけなくては!


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

孫と曾孫の距離に環境問題を思う

2010.
01.07

親族の新春会食があった。義母にとって孫であるうちの子供と、曾孫である「初
孫の子供」がどちらも2009年生まれのゼロ歳。(^_^;)?
二人とも老人にとっては可愛い盛り、のはず。。。
ところが、彼女ははっきりと言う。「曾孫になると興味がなくなる」と。
彼女は初孫のことを溺愛していたそうだ。その子供なのに、である。
一方、うちの子を溺愛してくれている。多少は私への気遣いもあるかもしれないが、
それを差っ引いても明らかな溺愛ぶり。
この手の話は良く聞く。孫への愛情は強いが曾孫以降は情が薄まる、という具合の話。
同居していても状況は変わらないと言うから、物理的な問題ではなく、
遺伝子レベルで組み込まれたメカニズムのようだ。

だから、今時の環境問題を「未来の子供たちのために」などという理想論で語っても効かないのである。
温暖化対策にしても生物多様性保全にしても時間軸が長すぎる。100年先の話を大真面目にする。
頭ではわかっていても、そんな先の心配などとても共有できない。
一般生活者が未来を気遣うのは、子とせいぜい孫の時代まで。

だから、日常生活に馴染みのある参加機会を提供し続けること、
共感を醸成し続けることが、大衆のエコアクションには必須なのである。


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

元産廃Gメンホームページ開設

2010.
01.06

リーマンショック以来、不況の局地にある産廃処理業界。

沈静化傾向だった不法投棄が、ゲリラ投棄を中心に増加に転じているのを阻止すべく、石渡氏のwebサイト始動。

http://i-method.info/


石渡さん、テレビ朝日「ザ・スクープ」(放送予定1月31日)に登場予定とのこと。

テーマは、ゲリラ不法投棄。


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

時代の空気は確実に力強いものに

2010.
01.01

新年にふさわしい雑誌を献本いただいた。「モメントまたはクロニクル」という不思議な名前の雑誌。この発起人の飯島ツトムさん、とにかく絶妙な表現力を持つ人!
感覚的にはとても近いものを感じる私だが、なかなかこの表現力まではたどり着かないのが歯がゆい。。。(^^)ゞ
歴史の中での節目は目に見えるものが多いが、確かにイマ、見えないけれども従来と違うパワーを持つ空気が流れている、と感じる。
成熟した日本と言う国であまり上昇変化はないような気がしている方へ。
そんなことありませんから。まだまだ元気なはずのニッポン、私たちが盛り上げないと!
本年もよろしくお願いいたします。(^_^)

===リード抜粋===
潮目、潮時という漁師さんの言葉があります。どちらも目に見えない、時の変わり目とも言える瞬間を感覚的にとらえた表現です。そんな変わり目が、静かに、けれど急ぎ足でやって来ているような感覚を覚えたのは、半年も前ぐらいだったでしょうか。それは政権交代とか経済危機とかいった目に見える社会の変化とは別次元の、時代の空気ともいうべき変化です。そしてその変化が、世界を幸福に満ちたものに変えたいという、さまざまなカタチの「ムーブメント・運動」となって、世界の至る所に顔を出し始めているように感じます。そんな「潮目」を感じている多くの人たちとつながりたいという気持ちが広がっていきました。
(モメントまたはクロニクルFOUNDER飯島ツトム)
===


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)