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アーバンシードバンク里山BONSAIプロジェクト、5周年

2020.
09.01

多くの方々からのご協力の下にスタートした「アーバンシードバンク里山BONSAI」プロジェクトは、お陰様をもちましてこの度、5周年を迎えました!

1.外国資本に日本の放置林が買い漁られるというニュースが頻発していたこと
2.林業が衰退した自治体には、林業家も森林行政窓口も絶滅していること
3.人工林ではない里山には森林保全政策が行き届きにくいことから、放置里山が思いの外広がっていること
4.奥山と間違えて入り込む鹿やイノシシなどの獣害により、放置里山の土壌が流れやすくなり、結果、人家に近いということから砂防ダムが広がり景観が美しくなくなっていること
5.砂防ダムでは土砂災害を防止できないこと
6.里山の荒廃が広がることにより、日本の在来植物の絶滅危惧化が進んでいること
7.都市緑化に使われる緑の99%が外来種や園芸種であり、緑の質が問われていること

に拠り、なんとかしたい!と使命感に駆られ立ち上げたビジネスモデルは、相変わらず皆様の善意のみで支えられている、か弱きプロジェクトではありますが、それでも立ち上げの際ご協力いただいた中小企業庁・ものづくり補助金事務局の方からは今般の報告義務期間満了時に、絶大なるお褒めお言葉を戴きました。苦労が多かっただけに、素直に嬉しかったです。(^^)

そんなアーバンシードバンク、これまた「フォレスト・サポーターズ」さんのご尽力で、youTV「素敵音楽館」にてご紹介頂いています♪
https://www.house.jp/ongakukan/
だいぶカットされていますが、とても上手く纏めて下さっていて私の蘊蓄よりよほど分り易いです?!

是非ご覧ください!&里山BONSAIワークショップも引き続きよろしくお願いいたします。


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

正しい知識で暑さ対策。エアコンの効きにくい今年の夏を乗り切りましょう!

2020.
05.18

新型コロナウィルスの影響が避けられない今年の夏は、「換気の悪い密閉空間」にしないため、「30分に一回以上、数分間程度、窓を全開する」ことが推奨されており、冷房が効きにくいことが予想されます。

2011年夏、原発事故の影響からの超節電要請を背景に、環境省のスーパークールビズキャンペーンのお手伝いをした際、「エネルギーを使わずにどうやって快適な環境をつくるか?」について纏めたwebサイトを立ち上げました。それが役に立ちそうだと探してみましたが、、、見当たらず。もう閉じてしまったのですね。(^_^;)??

そこで、記憶を紐解き、そこに掲載されていた「人間が感じる温熱のメカニズムと対処法」について纏めてみます。暑さ対策の一般的な基礎知識ですが、本格的な夏到来前におさらいしておきましょう!

 

1.人は血流に乗せて熱を移動させることによって、深部体温を一定に保とうとする。

首、手首、足首、や脇の下、太ももの付け根、肘の内側や膝の裏などは、太い血管が皮膚の表面近くを通っているので、ここを冷やすと体温を効果的に下げることができます。熱中症の応急処置でもこれらの箇所を冷やすのはそのためです。
冷房が効きにくい部屋では、首や肘などに冷感タオルを充てるのが効果的。但し、即効性があるので冷やしすぎに要注意です。

 

2.人は汗をかいてその気化熱によって、深部体温を一定に保とうとする。

汗をかいて自分を冷やそうとする時、空気中の湿度が低ければ、水蒸気となった汗は素早く拡散され、熱が体から離れます。ところが湿度が高いと、汗の水蒸気が自分の周りから離れなくなるため、暑く感じます。だから、しっかり室内の湿度をCheckし、夏は60%以下をキープします。
麻や綿などの吸水性の良い自然素材や、最近の吸汗速乾素材を着るのも効果的です。
そして、寝ている間も人はコップ一杯分ほど汗をかいているといいます。就寝前にコップ一杯の水を飲むと夜間熱中症の対策にもなります。

 

3.人は汗腺が衰えると発汗による体温調節がしにくくなる

人は生まれてから思春期までの間に汗腺を発達させ、その後加齢に伴い汗腺機能が衰えていきます。また、汗をかく習慣がなくなっても汗腺機能は低下します。急に気温が上がるGWや梅雨明けなどに熱中症リスクが上がるのも、寒い間機能が低下していた汗腺が働きにくいためです。冷房に頼りすぎる生活でも汗腺は退化してしまいます。特に足と腕の汗腺は退化しやすいそうです。
汗腺を鍛え直すには、38~39度くらいのぬるめのお湯に「半身+腕」を15分間浸ける入浴法が効果的です。

 

4.基礎代謝が高い人は低い人より暑さを感じ易い。

基礎代謝が高い子どもの方が大人より、男性の方が女性より「暑がり屋さん」が多く、また、基礎代謝が衰える高齢者は、夏でも手足が冷えやすく冷房を嫌いがちです。同じ部屋に居ながら、寒がる人と暑がる人が居るのは代謝に拠るところも大きいのです。そのあたりを考慮した配置換えも有効です。
基礎代謝の低い高齢者は暑さを感じにくい上、更に汗腺が衰えているため熱中症にかかりやすくなります。本人の感覚に任せず、湿度計や放射温度計を組み合わせ、室内環境の上手なコントロールで、家族がケアしてあげることが重要です。

 

5.壁、天井、床、家具などさまざまな物から熱が放射されている。

「放射熱」は、窓やパソコン、コピー機など、身の周りのさまざまなものから発せられています。
最近はリーズナブルな放射温度計がたくさんあるので、デスクやベッド等自分の居場所周辺の物質温度を測って、熱を放射するモノを遠ざけるようにしてください。思い切って夏用に模様替えしてみるのもありです。

 

6.その他

人間の温熱の感じ方は、次の6つの要素に影響されています。①気温、②湿度、③気流(風)、④放射熱、⑤代謝量、⑥着衣量 それぞれの説明はこちらに詳しいので、ご覧ください。
https://www.monotaro.com/s/pages/readingseries/kuchosetsubikisokouza_0102/

暑い夏、空気の入れ換え必須の部屋で快適に過ごすためには、これら6つの影響を理解した上で対策を考えると効果的です。

医療現場に負担をかけないよう、今年の夏はいつも以上に暑さ対策が必要ですね。

熱中症予防対策については、こちら。
https://www.wbgt.env.go.jp/



人獣共通感染症(ズーノーシス)予防法に、サバイバル力を想う

2020.
04.25

森のイベントなどでは、再三、口を酸っぱくして「長袖長ズボン着用!」と注意喚起する。マダニやスズメバチなど、森には危険な生物が付きものだからだ。それでも、時々、半ズボンやノーズリーブで山に入る参加者がいて困ることがある。

森のイベントの主催者だから長袖長ズボンが当たり前になったわけではなく、幼い頃から、自然界には危険が付きもので、その中に立ち入る際には守るべきルールがあり、他の生き物との接し方には気をつけなければならない、ということを教わってきた。

山に入るときは肌を隠す、絶対に近寄ってはならない生き物がいる、トカゲやカエル、ひな鳥等どんなに安全そうな小さな生き物でも、野生の動物に口を近づけない、動物を触った手は必ず洗う、、、etc。

人獣共通感染症(ズーノーシス)で、年間270万人が命を落としているという。
この記事にはその予防法が出ているが、特段目新しいことではない。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/040300214/?P=1

我々人間も125万種の生物の一種に過ぎない。他の生き物との賢い付き合い方、自然界との距離感等、謙虚に見直すべきで、正にサバイバル力が試されている。

さまざまな自然体験と共に、しっかりサバイバルを教えてくれた亡き両親に感謝すると共に、改めて、娘に・次世代に伝授することの大切さを感じる自粛月間である。#StayAtHome


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コロナパンデミックに「食」を考える

2020.
04.18

SARSもMERSもエボラも、ウイルスの自然宿主がコウモリだと解っているのに、なぜ危険を冒してまでコウモリを食べたりするのだろう?

と、半ば批難めいた疑問を持つ人は少なくないだろう。

今回の新型コロナパンデミックにより、中国は、「危機が終息するまで野生動物の取引を禁止する」としている。その後どうするかは不明だが、中国は2003年にも、SARS大流行により野生動物の取引を一時的に禁止したものの、わずか半年後に再開してしまったという。

中国やアフリカなど一部の地域で野生生物の取引が根付いているのは、食文化だけの問題ではなく、野生動物の肉を売ることでしか生計を立てられない多くの人の存在があるからだ。貧しい人たちが、自分と家族が生き延びるために、目の前にある手段に飛びついてしまうのは、無理からぬ話だ。

新型コロナは、そのような人たちが、別の手段で生活の糧を得られるようにするための方策を、世界中で考えるきっかけを与えているような気がしてならない。

そして、外出自粛で、三食を家族と共にする時間も増えている今、

「何を食べるか、その食べ物が、どこから来たのか、作る過程で自然や環境を破壊していないか?健康を害するモノが投入されていないか?児童や奴隷の労働力が使われていないか?動物を虐待していないか?」

について、しっかり話し合うチャンスだと思う。

私たち1人1人が、世界を変えるために何ができるのか?
時間に余裕のある今だからこそ、家族とともに考えたい。#StayAtHome

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/013100069/?P=3
https://www.afpbb.com/articles/-/3278221?page=2



千葉県山武市に在るプレゼントツリーの森視察

2019.
12.24

9月の台風15号の被害状況を確認したくとも、その後続いた豪雨暴風により、なかなか叶わなかった、千葉県山武市にある「プレゼントツリーforさんむ日向の森」の視察。年末慌ただしい時期とは知りつつも、里親さん達から記念樹たちの消息を訊ねられることも多かったのと、千葉県の北部林業事務所さんからの面談依頼があったのでそれを兼ねて、御当地のカウンターパートである「さんむフォレスト」さんにお付き合い頂き、森の被災状況を確認して参りました!

プレゼントツリー日向の森入り口の看板は、9年の月日による腐食も相俟って、あっけなく倒れていましたが、、、

 

木々達は、杉ゾーン、ヤマザクラゾーン、広葉樹混交ゾーンともに、お陰様で台風の被害は殆ど無くすくすくと育っていました。

間もなく、里親さん達との約束期間である10年の節目となるこの森は、気候変動の象徴のような森となってしまいましたが、だからこそ、どのような形で後世に残していくか?真剣に考えるべきタイミングと考えています。

さんむフォレストさんたちとは、「来年は、次の10年のための森づくりを考えるイベントをやろう!」となりましたので、皆様乞う御期待♪



第15期の活動報告に代えて

2018.
07.14

認定NPO法人環境リレーションズ研究所は、お陰様をもちまして15期という節目の決算を完了しました。ひとえに、皆様方のご尽力の賜物と有難く厚く御礼申し上げます。

中核事業であるPresentTreeは、

1.中々動かない圧倒的多数「=一般生活者」をエコアクションに引っ張り込むインフラ

2.成熟社会における地方創生の在り方

の2点を目論み、他のどの国よりも急速に少子高齢化が進み、どの国よりも個人の現預金比率が高い日本が、世界のモデルとなるべく「活力ある未来社会」を実現するために、如何に「人とお金を偏在させずに循環させていくか?」の一つの社会実験として進めてまいりました。

認定NPO法人環境リレーションズ研究所で、この社会実験を担いムーブメントの素地を創り、上手くいったスキームを企業や団体の皆様の本業の中で活用頂くことを株式会社環境ビジネスエージェンシーでお手伝いしつつ、持続可能な環境施策を生み出し続けること、それが、私共のミッションです。この営利と非営利組織との両輪運営こそが強みだと、対外的にも訴求し始めてから12年目を迎え、やっとその意味が浸透して参りました。

10年間存続できる企業は約5%といわれますから、それなりに存在意義のある組織で在り、活動なのだと自認する一方、企業の寿命は30年といわれる中、30年後に残るために今何をすべきか?を模索し続けている昨今です。

首都圏のヒト達を各地方の森に植えた苗木の里親として、当地との10年間の交流を育み、森だけではなく地域丸ごと元気にしていく、という仕組みは、2005年1月スタート来順調に広がり続け、2011年の3.11発災直後は、長年の地域振興実績と相俟って、被災各地からの活動誘致が続き、2012年度の岩手県宮古市をはじめとし、2014年度に宮城県大崎市、2015年度に福島県広野町におけるPresentTreeが実現、被災三県における交流の森づくりは、お陰様をもちまして当初協定面積への植栽を前期にはほぼ完了、当期には面積の拡大、付随事業の展開などに発展中です。特に、当期まで3カ年に亘り蒔いた施策の種である「ふくしま環境・リサイクル関連産業研究会」における浜通りの復興に繋がる事業化支援は、PresentTreeを通じた地元ネットワークが生かされ、来期には実を結ぼうとしています。

震災復興7年間で未だ7万人超が避難しているといわれているにも拘わらず、また、帰還困難区域においては、これからやっと除染が始まるというタイミングであるにも拘わらず、震災の事実は風化の一途を辿る中、PresentTreeの支援者の皆様が継続的に被災地の森づくりに足を運び続けること、その御縁が地域経済振興に寄与する事業化に繋がること、が地元からは大変期待されています。

一方、被災地以外でも少子高齢化が深刻化する地域でのニーズが根強く、引き続き「国づくり」の精神でPresentTreeを推し進めますので、ご協力をお願い申し上げます。

また、PresentTreeの森づくりの中で見えてきた新たな課題を解決するための、次の事業として立ち上げた”アーバン・シード・バンク” プロジェクトは、前々期にグッドライフアワード・環境大臣特別賞を受賞、そのお陰で当期はTBSの「EARTH Lab~次の100年を考える~」にてご紹介頂きました。全国各地の放置荒廃里山を再生するため、真っ暗な里山に未利用資源として眠り続けている休眠埋土種子(シードバンク)から苗を育て、都市の緑化に使うことで、都市の生物多様性を向上させ、里山に人と資金を流す仕組みである”アーバン・シード・バンク” も、これからの日本の発展のためのソリューションとして機能させて参りますので、併せて皆様からの変わらぬご厚誼をお願い申し上げます。

以下、活動報告に代えて決算のポイントを申し添えます。(別添:認定NPO法人環境リレーションズ研究所 過去10期対比財務諸表 参照)

BSPL10期比較201803末現在_

1.経常収入について
1)経常収入の内訳については次のとおりです。

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
会費入会金収入 0.29% 0.13% 0.11% 0.14% 0.24% 0.04%
寄附金収入 57.91% 68.76% 84.02% 74.54% 72.49% 79.09%
補助金等収入 17.38% 15.20% 6.81% 7.71% 12.85% 10.81%
事業収入 24.41% 15.61% 9.04% 17.60% 14.37% 10.06%
受取利息(その他収益) 0.00% 0.01% 0.00% 0.01% 0.0% 0.00%
雑収入(その他収益) 0.00% 0.29% 0.02% 0.01% 0.04% 0.00%
100% 100% 100% 100% 100% 100%

2) 仕掛事業費の計上がNPO法人会計基準に馴染まないと判断された為、前期に会計方針を変更、10年間プロジェクトであるPresentTreeの支出が事業開始~3年目迄に偏るため経常減額となりましたが、10年間のストックにより活動費用が充てられています。

2.新年度の方針
2014年度、2015年度と、大口のご支援により順調に活動を拡げてまいりましたが、そこ迄で完結してしまったプロジェクトをカバーする取組みが適わず、今期も前期同様、事業ボリューム全体が2013年度並みに留まりました。引き続き、植栽地のバラエティを整えることにより、なんとか元に戻したいと思っております。また、PresentTreeの次の一手を探しておられる支援者の方々には、”アーバン・シード・バンク”による里山再生、生物多様性保全へのご協力をお願い申し上げます。 当所はこれからも、持続的な活動の拡がりのため、非営利活動と営利活動とをしっかりと両立して参ります。また、2015年1月スタートから、順番に償還期限(協定期間満了)を迎えるエリアが増えており、その後の維持存続の在り方については、それぞれの事情・背景に応じた丁寧な対応で臨んでおります。その結果、今現在は恙なく期限を迎えることができ、新年度も細やかな対応を心掛けたいと思っております。

以上

 



東京五輪における持続可能性配慮施策の課題

2017.
09.26

東京2020大会まであと3年を切ってしまいました。

サスティナブル・ビジネス・ウィメン、SUSPON、日本自然エネルギー財団で進めている、五輪の持続可能性への取り組みを後押しするイベントは、昨年12月の第一弾「小池百合子都知事への公開ブリーフィング」、今年2月の第二弾「SDGs”持続可能な生産消費”の具体化~五輪の調達を好機に!~」に続き、今月14日に「2020 SDGs東京五輪「持続可能性運営計画第2版」に向けて、企業との情報共有」を開催、その時の様子を公開致しました。
企業の皆様、メディアの皆様を中心に、120名キャパの会場に202名超ものご来場で立ち見も出る始末に、運営側は嬉しい悲鳴を上げておりました。

公務のため小池都知事は遅れるわ、講演途中でPCがフリーズするわ、で事務方はハラハラし通しでしたが、終了後、多くの記者の方々から「テーマが濃くて、食いついてしまいました。」と、お褒めの言葉を頂戴しました。

総合司会は、サスティナブル・ビジネス・ウィメンのメンバーで、ロハス・ビジネス・アライアンス共同代表の大和田 順子さん

 

鈴木敦子 サスティナブル・ビジネス・ウィメン事務局長として、冒頭のご挨拶をさせて頂きました。

サスティナブル・ビジネス・ウィメン最強顧問、小池百合子さん

 

 

 

 

 

 

 

 

私もこの動画をスマホ&イヤホンで電車に乗りながら見ていたら、思わず吹き出してしまうような場面が多数!食いつきすぎに要注意です?!(^^;)

とどのつまりは、環境・持続可能性配慮施策のプライオリティが低く、その為元々足りていない予算が更に廻されにくくなっていること、その予算を工夫して集めようとしても商業五輪ルールに阻まれ柔軟な動きが取れないこと、それを理由に情報がなかなか公開されず、一部の関係者だけで準備が進められており、国民が置き去りにされていること、が2020大会の最たる課題です。

この課題解決のために、兎に角色々な人達がボランティアで汗をかいて協働しており、その一環が本イベントなわけです。正に、これぞ2020大会!理想の姿です。

 

さあ、皆で知恵の出し処です。日本ならでは!の東京2020モデルをご一緒に創りましょう!



小池百合子都知事への公開ブリーフィング

2016.
12.05

オリパラ2020における環境・持続可能性への取組みは全く進んでいません。その現状を憂う声が多方面から集まっているので、「環境先進都市」を標榜する小池百合子都知事にエンジンを掛けて頂くための公開ブリーフィングを、関係各位結集の上実施しました。http://www.renewable-ei.org/activities/events_20161204.php

東京2020オリンピック・パラリンピックは、長年我が国が積み上げてきたサスティナブルな知恵と技を結集し、成熟国家・都市としての五輪の在り方を広く世界に発信すべき時です。しかしながら、開催まで4年を切る中、街づくり・持続可能性委員会からの提言をはじめとする環境配慮対策は一向に進む気配を見せず、各方面から焦りの声が聞こえてきます。

そこで、我々サスティナブル・ビジネス・ウィメンとしては、その焦りの声の主達に「我らが生みの親である小池都知事は、本気で環境最先端都市としての五輪を目指しているのだから、懸念される現状についてしっかり共有する場を設けるべき」と提案し、実現したのがこの公開ブリーフィングです。

2020年大会の準備については、会場の位置決定や経費削減について、IOCを含めた4者協議の下、小池知事のリーダーシップもあって迅速に進みつつあります。ようやく、「オリンピックアジェンダ2020」に掲げられている「オリンピック競技大会のすべての側面に持続可能性を導入する」という工程に差し掛かってきと言えましょう。
オリンピックの競技関係の経費は相当に合理化がなされてきたと承知しており、1都民・国民として、とても嬉しく頼もしい限りです。
ややもすると、環境対策の経費は、お飾り扱いされて削られてしまいがちですが、オリンピック憲章では、持続可能性は手段では無く目的とされています。全体の無駄遣いが削減されつつある中、ようやく、その目的達成の十分な可能性が出てきたのではないか、と知事を支持してきた私どもサスティナブル・ビジネス・ウィメンとして、大いに期待をしております。

今年8月にパブコメが終了した、「東京2020競技大会・持続可能性に配慮した運営計画」第一版(案)は、今のところ残念ながら具体性はありません。これを受け、来年前半に準備が進むと思われる第二版が、具体的な目標などを掲げる予定であり、その内容の作り込みが極めて大切になっています。
計画は、組織委員会が作成するものですが、東京都や政府もその実行の責任ある主体とされています。また、組織委員会の理事会、経営会議には都も正式なメンバーとなっており、小池知事におかれては、是非、本日の情報も踏まえ、「環境最先端都市」東京でのオリンピックとして、恥ずかしくない環境対策、持続可能性に向けた対策を実現して頂けるよう、益々のリーダーシップを発揮していただきたいと強く念じております。
嬉しいことに、組織委員会の持続可能性部、内閣官房や環境省の方々、そして東京都のご担当セクションも来場。関係各位、一致団結して持続可能性への取組みに邁進して頂きたいと願っております。



生命力

2014.
06.26

先週、高齢の父が脳梗塞で倒れ救急車のお世話になった。父に付き添い、救急車
に乗るのはこれで2回目。

思えば、一昨年の検診で胃癌が発覚した後、昨年正月の胃と腎臓の摘出を皮切り
に、ヘルペス性顔面麻痺、心不全、食道癌、脳梗塞と、病気のオンパレード。す
べて老化とともに発症リスクが高くなるという病だが、なにもこんなに集中して
やって来なくても。。。介護する家族が疲弊する。
兎に角、この半年近くは仕事もめまぐるしく、加えて育児と親の世話とで忙殺さ
れまくっている。多方面に不義理をしてしまっているし、ブログなども書いてい
る余裕ゼロ。と言い訳もしつつ。。。(^^;)

翻って本人は、そんな家族の苦労などどこ吹く風で、様々な病名の下の入院の度
に、それぞれを克服して無事帰宅。
彼は今年78才になるが、20年前54才であっけなくあの世に逝ってしまった母にそ
の半分でも分けてあげて欲しかったと思うくらい、すこぶる生命力を感じる。

生命力の違い、何から来るのか?
「気にしない」ことだ。

父は昔から、なんというか解脱しているような所が有り、
「人は死んだら無になる。だから自分がやりたいように心地良く生きる。」
という信念の下我を貫いてきた。そして最近は更に強情に拍車がかかっており、
周りは苦労が絶えないが。。。(^_^;)??

私の座右の銘は「人生あっという間」。
子どもの頃に、とても仲の良かった兄を亡くして以来、身近な死を多数経験して
きており「人生は儚く、死んだらお終い」ということを日常的に意識させられて
きた。そのためか、私自身も、妙なプライドや外聞に囚われて、本来やりたいこ
とを我慢したり身動きがとれなくなったりという、周囲で見聞きする現象に陥る
ことがきわめて少ない。
正に人生を達観しているという自負がある。

んん?これって、遺伝子のなせる技?

お陰様で父は今回も意識が戻り、集中治療室には居るももの、今日も元気に過
ごしている。さすがの生命力!
私もこれを引き継いでいるに違いない。。。(^^)


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PresentTreeの森、初めての被災

2013.
12.31

この年末は、宮崎県は高原町で進めてきたPresentTreeの森の被害報告に勤しん
だ。http://www.presenttree.jp/pdf/201312_PT_TakaharuReport.pdf

PresentTree事業は、
「人生の記念日に記念樹を植えよう!」を合い言葉に、植樹を必要とする全国の
荒廃人工林や被災林、放置林などに、主に都市部の方々からの参加を募り、苗木
を植えて森林再生に繋げるというプロジェクト。
その大きな特徴の一つが、植えたら植えっぱなしにせず、10年間その苗木を保育
管理し、その土地土地に最もマッチする広葉樹による森として、自走していける
位に育つまで見届けるという点だ。

大切な記念樹を皆様からお預かりする訳だから、一本毎に管理識別しており、そ
の識別番号毎に植林証明書が発行される。
10年間は、その植林証明書に記載された「私の大切な記念樹」が現地に存在し続
けるという工夫が様々に施されている。例えば、苗木は生もの故に、勿論自然枯
死は大いにあり得る。よって、10年後の苗木の残存率を当地の専門家と相談して
決めて、それ以内に受入数を制限する等。

3.11に打ち消された感が強いが、2011年1月に宮崎・鹿児島県境に位置する
新燃岳が噴火し、未だに噴火警報が断続的に発令されている。その麓にある我が
PresentTree in 南九州のエリアには、相当量の灰が降り、しばらくの間立ち入
り禁止で現状を把握できずに居たが、今般漸く被害認定の下に対策を完了したの
で、やっと当地への支援者の方々に報告できるに至った。

苗木は全損だったため、すべて植え直し、当初に発行した植林証明書はそのまま
継承されるようにした。
但し、この規模の天災地変が起こると生態系が著しく変化し、複数種植えた苗木
の内、クヌギだけは従来見られなかった「猿による苗木の食害」という二次災害
に遭っている。この対策(クヌギを外の樹種に植え替える)も新年の植栽時期早
々には実施する予定だ。

契約上、天災地変による損害の免責を参加者の皆様には許容頂いているが、大切
な思いのこもったPresentTree、今までの苗木の成長分が悔やまれるに違いない。

皆様には誠意をもって説明していきたい。

来る年が、どうぞ皆様にとって素晴らしい年でありますよう。。。


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