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被災経験者からアドバイス
阪神淡路大震災の被災経験者から具体的アドバイスをいただきましたので、そのまま転載します。
===以下転載===
・阪神大震災で最後に最大に悲惨に襲った災害は、「治安悪化」による「人災」です。
一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティを作りましょう。
・避難した女性の方。絶対に一人で公衆トイレに行かないで。便乗する性犯罪者
がいます。常に誰かと行動して、トイレも二人以上でいくようにしてください。
・赤ちゃんがいる方。赤ちゃんの頭にタオルでも何でもいいので、
クッションになるようなものを置いてください。阪神大震災で、テレビが飛んできて
死亡した乳児がいました。
・電話の使用は極力避けてください!非常の為の119番や110番がかかりづ
らくなっています。
・地震が起こったら、必ず窓を開けてください。そして、家にいる人は、水道が
止まる前に、お風呂に水をためてください。まだ、電気が通じる人は、ご飯を炊
いてください。
・停電をした地域は、必ずブレーカーを全て落としてください。
また避難する際も絶対にブレーカー落としてください。
送電時に火災になって家が燃えてしまいます。停電から復旧した瞬間ショート
して火災というケースも多いようですので、停電してても落としてください。
通電されたら小さなブレーカーを一つづつ入れて下さい。
漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、電気事業者等に連絡をとっ
て下さい。
・ガスの元栓をしめてください。ガスが充満すると静電気だけで大爆発が起こります。
・断水の可能性がありますので、お風呂に水をためてください。
飲料水の確保もお忘れなく。ネットが使えるうちに自分の住んでる地区の
避難場所を確認してください。
・足元数十センチの津波でも足をすくわれ一気に沖合まで流されます。
絶対に見物などには行かないようにしてください。
・室内に居る時も、履物の確保をしてください。ガラスの破片で足を怪我すると、
命取りです。
・避難する時は、雑誌を頭に載せてタオルやシャツで包むだけでも簡易
ヘルメットになります。おなじように足に巻けば、履物になります。
・パニックになったら周りもパニックになるからしゃがんで「落ち着いて!」と
叫ぶ。
・ストッキング履いてる女性はできるだけ脱ぐ。火傷したら広がるから。
・あとナプキンがいい止血帯になるから覚えておいてください。
・安否確認はダイアル171!
できるだけ安否確認で電話は使わないで!
救急ダイアルが混乱するから。
・あったらいいもの お金 水 ペンライト お菓子 携帯 応急セット
ハンカチ ティッシュ 毛布
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