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モノは言いよう

2009-12-23

失望されまくっているCOP15。
途上国は従来どおりの「温暖化の責任は先進国にある」を譲らず削減義務をを断固拒否。当たり前の反応。
過去はさておき未来に向けて責任を分担しましょう、などという先進国発の奇麗ごとは通るはずも無い。
「米中という超現実的な国をポスト京都に参加させようと思ったら、“日本が昨年前半の石油暴騰時に経済混乱が比較的小さくて済んだのは省エネが
進んでいるからだ。省エネは長い目で見ると大きな競争力になる。あなた方も省エネに取組む方が国益に適うはずだ。日本はさらに25%減らす。削減努力をせ
ず放置していると競争力の差が拡大するよ”と言えばいい。」と、二瓶常務@日本製紙連合会。
まったくその通り。特にしたたかな中国をポスト京都にひっぱりこむなら、経済原則での言い方が必須。モノは言いようなのである。


鈴木敦子 ■admin ■comments (0)

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