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感動したメッセージ

2011.
02.15

“この地球にあなたが生まれたことを感謝し、世界に1つだけのあなたの木をプ
レゼントします。母より”

PresentTreeは、人生の記念日に大切な人への贈り物として植樹される。

その際には、植樹の証明書とともに相手に送られるものとして、感動的なメッセ
ージが寄せられることが多い。

シンプルだがとても感動したので&掲載承諾有りなので、ご紹介でした。(^^)


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宮崎県高原町へ霧島山・新燃岳噴火被害対策のための義援金を。

2011.
01.31

PresentTreeの森創りを行っている宮崎県・高原町は、この度の新燃岳噴火の被害をもろに受けています。

当団体では、被災者の当面の生活支援および降灰被害対策のために、義援金の緊急募集を実施していますので、是非ご協力ください。m(_ _)m

【振込先】
三菱東京UFJ銀行 神田支店
普通口座 0092027
口座名義 特定非営利活動法人 環境リレーションズ研究所

*お振込者名の前、あるいは連絡欄に PT と入力してください。
詳細はこちら

なお、現時点では、植栽地への大きな被害は確認されておりません。
現地高原町では住民避難対策等で非常に忙しい状況です。
プレゼントツリーin南九州高原町の状況は、随時こちらで情報提供してまいりますので、プレゼントツリーに関する高原町へのお問い合わせはご遠慮いただけますよう、よろしくお願いいたします。


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アグリコミュニティビジネス

2011.
01.28

環境ビジネスウィメンのメンバー、大和田さんがを出した。
著書多数のイメージがあったが、単著はお初という。

自ら足を運んで取材している新機軸一次産業のレポートが面白そう。
マイファームプロジェクトや、アミタの森林の牧場など話題のビジネスモデルも
収載。

このジャンルでの起業を考えている方、是非どうぞ!(^_^)v

ACBleaf


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eco japan cupイベント ライヴ中継

2010.
12.09

明日、12月10日に開催されるeco japan cup表彰式の模様と、以下、今日か
ら始まるエコプロダクツ展会場内ブースでの関連トークショーが、Ustreamでラ
イヴ中継
されます!

Ustreamサイトで「eco japan cup 2010」と検索すれば、すべての番組が上がっ
てきます。受賞者たちはもちろん、環境業界でのVIPたちも勢ぞろいしています
ので、ぜひご覧ください!(^^)v

<エコプロダクツ展内会場:eco japan cup ブース特設ステージ>

12月9日(木)

●トークショー(1):11:00~12:45(105分)

 SHIFT!ソーシャル・ファイナンスから始まるグリーンエコノミー

 <基調講演> 
  末吉 竹二郎氏(環境計画・金融イニシアティブ 特別顧問/ejc2010実行委員長)

 <パネルディスカッション>
 ・パネリスト
  末吉 竹二郎氏(環境計画・金融イニシアティブ 特別顧問/ejc2010実行委員長)
  勝本 健治氏 (株式会社 三井住友銀行 法人マーケティング部 上席推進役)
  土谷 和之氏 (合同会社 ARUN)
  寺澤 美帆氏 (A SEED JAPAN エコ貯金プロジェクト)

 ・パネルコーディネーター
  三本 裕子  (A SEED JAPAN 理事 環境ビジネスウィメン4期)

●ビジネス部門 受賞者の発表:13:00~14:30

 環境ビジネスアワード&環境ビジネスベンチャーオープン受賞者の発表

●トークショー(2):14:30~15:30(60分)

 目指せ賞金100万円 カルチャー部門応募のコツ

 <モデレータートーク>
  野村秀之(株式会社博報堂 ソーシャルビジネス局)

 <2007エコミュージック準グランプリ受賞者演奏>
 「ガーベッジマン」EgoColo
 (eco japan cup 2007カルチャー部門エコミュージック準グランプリ受賞)

 <対談&即興演奏会>
  EgoColo(eco japan cup 2007カルチャー部門エコミュージック準グランプリ受賞)
  野村秀之(株式会社博報堂 ソーシャルビジネス局)

●カルチャー部門 受賞者の発表:15:30~17:00

 エコミュージック受賞者の発表&コンサート

12月10日(金)

●トークショー(3):11:00~12:45(105分)

 あなたのケータイと野生のゴリラの意外な関係?!
 ~ケータイから考えるリサイクル・生物多様性~

 <基調講演>
  羽仁 カンタ氏(FLAT SPACE 代表/A SEED JAPAN)

 <パネルディスカッション>
 ・パネリスト
  羽仁 カンタ氏(FLAT SPACE 代表/A SEED JAPAN)
  足立 直樹氏(株式会社 レスポンスアビリティ 代表取締役)
  森下 聡氏(環境省 リサイクル推進室長)

 ・パネルコーディネーター
  三本 裕子  (A SEED JAPAN 理事 環境ビジネスウィメン4期)

●トークショー(4):13:00~16:30(210分)

 ライフスタイル部門 エコトーク
 エコチャレンジ!地域から発信する持続可能な社会「市民が創る環境のまち“元気大賞”」

 <トークゲスト>
 木内 孝氏(サステナビリティ日本フォーラム理事)
 松田 美夜子氏(生活環境評論家・前原子力委員)

 <エコチャレンジ!受賞者の発表> 
  
 <市民が創る環境のまち”元気大賞2010”受賞者の発表&トーク>
 
 ・モデレーター
  鬼沢 良子(NPO法人 持続可能な社会をつくる元気ネット事務局長)

●ライフスタイル部門 受賞者発表

 エコトーク 
 エコチャレンジ! 地域から発信する持続可能な社会「市民が創る環境のまち“元気大賞”」

 ※ライフスタイルの受賞者の発表は、トークショー(4)の中で行います。

12月11日(土)

トークショー(5):10:30~11:45(75分)
 新たな公共に向けた、事業仕分けならぬ『事業仕込み!』第1弾

 <基調トーク>
  善養寺幸子氏(環境ビジネスウィメン1期)&鈴木敦子氏(環境ビジネスウィメン1期)

 <パネルディスカッション>
 ・パネリスト:
  田島 一成氏(衆議院議員/元環境副大臣)
  安念 潤司氏(事業仕分け人/中央大学法科大学院/弁護士)
  福嶋 慶三氏(環境省 大臣官房会計課)
  善養寺 幸子氏(株式会社エコエナジーラボ/環境ビジネスウィメン事務局長)
  鈴木 敦子氏(株式会社環境ビジネスエージェンシー/環境ビジネスウィメンejc担当)

 ・パネルコーディネーター
  崎田 裕子氏(環境ビジネスウィメン代表理事)

トークショー(6):11:45~13:00(75分)

 官庁横串タスクフォースどうつくる? エコビジネスを見つけ、育てるコンテスト『eco japan cup』応援トーク

 <eco japan cup 応援トーク>

 <ポリシー部門受賞者の発表>

 ポリシー部門受賞者の発表を聞きながら、政策実現のための官庁横串タスクフォースの在り方や
 官民恊働の在り方など、エコジャパンカップの取組みなども紹介し、トークを行う。

 ・トークゲスト
  加藤 久喜 氏(国土交通省総合政策局環境政策課長/ejc実行委員)
  小松 恭和 氏(総務省地域力創造グループ地域政策課 理事官/ejc実行委員代理)
  西郷 正道 氏(農林水産省バイオマス課長/ejc実行委員)
  正田 寛 氏(環境省総合政策局環境計画課長/ejc実行委員)
  村田 有 氏(経済産業省環境政策課環境調和産業推進室 室長/ejc実行委員)

 ・パネルコーディネーター
  鈴木敦子(環境ビジネスウィメン理事 ejc担当)

●ポリシー部門 受賞者の発表:11:45~13:00

 環境ニューディール政策提言受賞者の発表&ゲストトーク

 ※ポリシー部門の受賞者発表は、トークショー(6)の中で行います。

●カルチャー部門 受賞者の発表:13:00~15:00

 エコデザイン・コミュニケーション受賞者の発表

●トークショー(7):15:00~16:30(90分)

 2020年のテレビ番組を考えよう ~メディアと市民の情報発信を通じた環境貢献~

 <基調講演>
  薗田 綾子氏(株式会社クレアン 代表取締役/環境ビジネスウィメン1期)
 
 <パネルディスカッション>
 ・パネリスト
  魚住 葉子氏(フォト・ジャーナリズム誌 「DAYS JAPAN」)
  川延 昌弘氏(博報堂DYメディアパートナーズアカウント戦略室メディアプロデューサー)
  鈴木 秀和氏(A SEED JAPAN メディアCSRプロジェクト担当理事)
  松本 達也氏(株式会社 TBSテレビ 総務局CSR推進部)

 ・パネルコーディネーター
  薗田 綾子氏(株式会社クレアン 代表取締役 / 環境ビジネスウィメン)


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地域活動の「担い手不足」解消に向けて

2010.
12.02

「新しい公共」への指向が強まる一方で、その担い手が不足しているという厳し
い現実がある。その対策について討論する機会があったので、論点を整理してみ
る。

1.活動団体は、人材の若返りを図ろうとしているが、学生をはじめとする若年
層は「国際貢献」と「環境問題」には興味があるが福祉等それ以外への興味は低
いのでは?

=>確かに、環境活動団体などを運営していると、人材募集には苦労しないが、
いざ採用した後の定着率は低い。活動テーマ(うちの場合、環境)の上っ面だけ
に興味を持っているだけだと思う。所詮「興味の深さ」では、環境も国際貢献も
福祉も同じレベル。

2.活動団体は、即戦力を求めるが、担い手候補者(団体への参加意向のある層)
たちは適切な指導、育成が必要な人たちが多い?

=>そう思う。特に市民団体は財務基盤が弱いところが圧倒的多数なので、即戦
力以外にコストはかけられないのだと思う。新しい公共を本気で浸透させるには、
今の日本の税制では無理がある。NPO等の法人としての税制上メリットがほとん
ど得られない。
一方、組織の経営スキル、ノウハウを持たない団体も多く、この手の団体は、社
会保障制度や労基法上の最低限の義務すらも負わなくて当たり前のような甘えを
持っているので、これらの経営高度化が必須。

3.新しい公共の担い手として、今の若年層は?

=>二極化している。やたら安定志向に偏る層が増えているのは残念だが、早い
うちに目標を見つけて、これに向かって突き進んでいる人たちはすごく頼もしい。
私などよりも実行力ある若い人達もいっぱい居る。
だから、早い内に目標を見つけさせる社会の仕組みがとても大事なのだと思って
いる。興味の対象、得意分野を自身で見極められる基盤作りが重要。

4.若い世代が生涯にわたって、新しい公共のために活動し続けるためには何が
必要か?

=>活動団体側の経営基盤強化、そのための財務体質の強化、そのためには税制
の見直しが必要。一方、人材側には本人も気づいていない活動ニーズが少なくな
いはずだから、これを喚起する仕組み、たとえば、一定の強制活動期間を設ける
とか、お試し活動の場作り等も有効。

5.行政に注力してほしい市民活動活性化のための施策は?

=>税制措置と、優良なNPOのスクリーニング。人材が安心して飛び込める優良
な団体、かつ優良な活動を継続的に担い得る団体の選別が重要。十把一絡げでし
か見られないのが団体の組織としての成長の阻害にもなっている。

というようなことをお話しした。

人材の問題は永遠のテーマだが、今特に懸念しているのは、「得意」や「大好き」
を早く見つけさせ、その「向き」「不向き」を早めに自ら判定させる社会風土が
崩れていること。

必要以上に競争を回避させ、体力でも知力でも勝ち負けを決着させない謎な風潮
が目に付く。
そういう生ぬるい風土で育った人たちが履き違えた安定志向に走るのだと思う。


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森が「始めの一歩」 そこからの正しい道しるべを期待

2010.
10.29

環境問題を突き詰めれば、必ずや矛盾に突き当たる。

緊急度からすると「食」や「安全」には敵わないし、時間軸で見ると他のテーマ
とは比べ物にならない長期スパンで捉える必要があり、25年先などは序の口、
100年1000年先の話まで当たり前のように視野に入れないとならない。

食と安全を確保することは政策の基本中の基本であり、とすると人間の命が一番
大事だというスタンスなのだが、方や地球史レベルの雄大な時間軸で捉えた環境
政策ならば、人類など存在しなければ、少なくとも今問題となっている環境問題
はクリアになる。(^^)ゞ

森林再生を語るとき、必ずや出てくるのが「原生林に近い形が一番」という誤解。

すべての森には歴史があり、その歴史は人類と供に紡いできた。
今回のツアーでも北大の吉田先生が言っていたように、人とあまりにも深く関っ
てきたために積極的に人の手を入れなければ自律できない森もあれば、なるべく
人が踏み入らない方が良い森もあり、事情はさまざまだ。

環境リレーションズ研究所では、森林保全・再生活動を「森林循環」と言ってい
る。森林を「点」としてではなく「面」で捉えて活動を進めてきたゆえんだ。

森林だけが善くなったってなにも変わらない。
荒廃している森林は「森さえ善くなれば」という視点で手を入れたなら、その森
はまたいずれ荒廃していく。

荒廃しないための仕掛けまでも織り込み、国レベル、いや地球レベルの財産を時
空を超えて上手く循環させるのが、PresentTreeのタスクだ。

だから、

1.はじめは「気の利いた贈り物」として目に付き参加し、
2.そこに「自分が関与する樹」が植わっているという愛着が沸き、
3.いずれその森全体に思いが至り、
4.森に行きたくなり当地を訪れ、
5.当地の人たちとも縁が生まれ、
6.当地の賑わいや経済的活性化にも寄与するようになり、
7.故に森も潤い続ける

という好循環を目指している。

=>ツアーにご参加いただいた皆様
環境問題への取り組みの第一歩は、なんといっても「興味」です。
PresentTreeの参加者約11万人は、その多くがPresentTreeをスタートしたこと
で、環境問題への興味を開眼させた人たちです。

その人たちが数々の矛盾の中で迷わぬよう、道しるべとなってくださればとても
嬉しいです。(^_^)


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森林インストラクター合格しました!

2010.
10.25

森林再生を続けている身として、現場で培った知識や経験はあれども、本来の林
学ほどのものではないし、今のところ悲しいかな、林学専攻する時間も無い。。。

実績が伴ってきた現在はそれほどでもなくなったが、活動当初は林業の専門家た
ちからかなり馬鹿にされた。本当に「馬鹿じゃないか」となじられた事がある。(ーー;

林業が奮わぬエリアに、従来とは違う森の価値を見出し、そこに善意の資金を調
達してくるというごく単純なスキームなのだが、これで地元の林業従事者へ労務
費が払えるし、林業で生業を立ててきたエリアゆえ林業が廃れればエリアそのも
のが廃れるので、そこに不特定多数の市民の興味を集め、かつ定期的に視察ツアー
に入るという、ある意味当該地における地域活性の最適手法だと自負していた。
もちろん今もそうだ。

ところが、契約関係があいまいになるとかいって不特定多数の市民が関与するこ
とも気に入らなかったらしいし、善意の資金がどこに生かされているのか?を見
えるようにするために「一本ごとの管理」をするのが「信じられない」というこ
とだった。林業は「面積と材積で管理するもの」だからという。

でも、それが成り立たなくなったのだから、新たな仕組みを考えるのがビジネス
の正攻法でしょう?(^_^;)?

そんなこんなで、当団体一丸となりつつ孤軍奮闘しながら今がある。
現在、我々のPresentTree活動は、林業界からも支持者を獲得することができ、
熊本県球磨村組合、山梨県中央組合、宮崎県西諸地区組合、などの柔軟な理解あ
る地元森林組合たちが支えてくれている。(^_^)

そもそもの課題は沈静化しつつあるのだが、そうはいっても、やはり説得力ある
発言を心掛けねばならぬ立場だし、なにかよい発言の担保方法はないものかと、
森林インストラクターの資格をめざした。

昨年のお盆休み、産後初の夏休みだったこともあり、いつものように仕事オンリー
にはなり得なかったのを口実に、とりあえず一週間の養成講座を受けた。

その数週間後に試験があり受けたが、四科目中2科目しか合格しなかった。いく
ら下知識があってもやはり一週間の講座だけではダメなのだ。合格率二割を甘く
見た罰が当たった。

今年、残りの二科目をチャレンジした。漸く合格。

学校受験でもなんでも本番に強いといわれてきた私としては、悔しさ千万だった
のだが、お陰で分かったことがある。

初回受験時はとにかく講座の中身に忠実であろうとしまくった。即ち自身の回答
ではない。暗記物に近い上っ面な内容しか書けない。
今年は、講座の中身はほとんど忘れていたので、それよりも今までの森林再生活
動の体験に基づくことしか記述しなかった。それが功を奏していると確信してい
る。

多分、林学のエキスパートであるというだけでは森林インストラクターの試験は
簡単には受からないと思う。
確たる実績に基づいた中身のある回答を求められている。

よい資格試験だとつくづく感じた。

これから受験を検討している皆さん
現場経験を積んでください。それが何よりの合格への近道です!(^_^)v


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表現力

2010.
10.14

先週、「ミナマタ エコツーリズム宣言」に参加してきた。前後の予定が詰まっ
ていたのですべては聞けなかったが、来賓には環境大臣以下そうそうたるメンバー
たちが集まり、皆気合の入ったプレゼンをしていた。

そんな中で、きらりと光っていたのが、

「アカテガニは普段は陸で生活しているが、大潮の夜、満潮の時間に合わせてメ
スが産卵のため海岸に来る。海と森がつながっていないと生きていけない生き物。
人間も本来そうだった。水俣は今でも海と森がつながっている。」

との水俣自然学校の紹介の際のフレーズ。刺さった。(^_^)

プレゼンターは水俣自然学校の小里さん。この人の表現力にはいつも感心させら
れる。

うちは、ことばの表現力を視覚で補完する。
森林再生事業の一環である、「環の箸」プロジェクトでは、書家の宇佐美志都さん
に揮毫いただいた。

彼女の文字の表現力もこれまた絶品。

先日も、彼女の書がCOP10名誉大使のMISIAさん経由で国連事務局に寄
贈されていた。
http://www.unmultimedia.org/tv/webcast/2010/09/press-conference-by-the-convention-on-biological-diversity-cbd.html

どんなに立派な講演などでも、一月経つと8割の人は忘れるという。主催する事
務局担当者ですら覚えていないとか。(^_^;)?

琴線に触れるべく表現力の切磋琢磨がプロジェクトの成否を左右する。


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継続はパワーの源泉

2010.
09.21

小池元環境大臣からの要請で、9月7日~9日まで上海に行ってきた。
http://jp.expo2010.cn/a/20100909/000001.htm

7日といえば尖閣諸島付近での接触事故当日だったが、まだまったく現地は平和
で日本から中国に進出している元気な若手ベンチャーや、中国と日本のビジネス
マッチングを行う中国人等と情報交換してきたが、食を中心とした日本ブランド
への志向ぶりをたっぷり見聞きしてきた。

ところが、そんなことを露ほども感じさせない、連日の反日デモと日中関係行事
中止のニュース。日本の報道姿勢云々は抜きにして、共産主義の組織力を垣間見
るような映像が目につく。

上海市内は街並みがものすごく統一され美しい景観だった。20年前に上海を訪ね
たことのある同行者は、とても20年前からは想像できない美しさだという。
万博に向け、景観統一の阻害となるビルや家屋は容赦なく立ち退かされたと地元
の人たち。ここにも共産主義の力がものを言うらしい。

民主党代表選は菅さんの勝利で落ち着くことを祈念していた人が多かったと思う
が、ゼロから組閣しなおしたかのごとくメンバー総取り換えの内閣大改造。

見えざる力によって、計画的に日本の国力がどんどん削がれていくような錯覚に
陥る。
SFまがいな話はさておき、、、

継続こそがエネルギーの浪費を防ぎ、組織の持てるパワーを最大限に生かす最た
る近道。

「分断」はパワーダウンの最有力手法。何も国土だけではなく、政策の分断も当
てはまる。

古代ローマは、政治が分断し始めた時点から様々な勢力に付け込まれ始め滅びた
ことを思い出し、尖閣諸島問題に日本の組織力を憂う。

環境省も三役丸ごと変わってしまってがっかり!!!

上海を代表する景色。金融中心からの眺望。[/caption]

日本産業館。映っているのはTOKYO油田の染谷さん♪

万博会場入場。ボディチェックが結構厳しかった。

上海新天地。中国共産党第一回党大会はこの近くで開催されている。

クールビズファッションショー。現地のカリスマ日本人美容師がクールなヘアスタイルに挑戦。


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エコジャパンカップの意義

2010.
08.06

恒例の環境ビジネスウィメン・シンポジウムが終わった。04年から毎年テーマを
決めて年一回の大イベントとして開催してきたが、昨年は人的にも資金的にも余
裕がなく初の見送り。なので、今年は特に皆気合が入った。

今回は150名定員のところ倍の申し込みがあり、結局当日は170名以上に参加いた
だくことになった。ワインと簡単なフィンガーフードが出るとはいえ、みなさん
着座でずっと、ウィメン8名と小池百合子元環境大臣、斉藤鉄夫前大臣、小沢現
大臣、田島副大臣、大谷政務官、坂根経団連副会長とがスピーチやら提言やらし
続けるのを聞く一方の設計だったので、中座する人たちが結構いるのではないか
と危惧していたが、途中抜けの方はほとんど居られず、最後まで真剣に清聴戴け
た。

私としては、本業にかかわる市民のエコアクションのための政策マーケティング
みたいな個別提言をしたいところではあったが、これだけの人とパワーが結集す
る場はそうそうなかろうと、「ウィメンは提言だけでなく実働まで自ら漕ぎつけ
るアクティブな組織である」という実績紹介に近いプレゼンにした。

そもそも04年当初、当時の小池大臣から招集されたメンバーたちは、自らが環境
で起業し営む中で弊害・課題として体験してきたことをクリアすべくさまざまな
主張や提言を繰り広げた。

1.環境行政主管が小さく半端にばらけているからやりにくい、環境ビジネス支
援施策の効果が薄まる
2.環境ビジネスに期待や話題は集まりつつも、実のある投資や融資などは集ま
りにくい
3.環境だけにかかわらずシード、アーリーステージへの支援が皆無
4.女性起業家には屈辱的な慣習が未だに残っていた(父や夫の連帯保証)
、、、etc。

自分たちが苦労したこれらを少しでも払拭し、次世代にはなるべく余計な苦労は
させず本業にまい進できるようインフラを作っておかないと、環境ビジネスのマー
ケットは遅々として広がらないであろう、環境と経済の好循環には程遠かろう、
と仲間を増やしつつ6年かけていろいろ仕込んできた。

その一つがeco japan cup

もとは、とあるNPOが05年に、愛知博のサテライトイベントでエコビジネスコン
テストをやるから手伝ってほしいと申し入れてきたものだったが、ただのエコビ
ジネスコンテストをやるのであればすでに出遅れておりやる意味がない。

06年からは、環境ビジネスウィメンとして正式に主催を引き受け、環境ビジネス
市場を底上げすべく仕掛けを盛り込んできた。

1.環境政策を行う全省庁が関与する
2.この土俵に乗っかったビジネス案件は多面的に評価される機会を持たせる
3.ミドル以降に偏りがちな支援をシード、アーリーへ振り向ける
4.環境事業に対する的確な評価軸を作り、育てる

などなど。たぶんここまで考え抜かれたエコビジネスコンテストは他には無い。
環境ビジネスウィメン発足当時に期待されたソリューションが徐々に充填されつ
つある。

また、エコジャパンカップを育てていくことは、当社のヴィジョン
===
圧倒的多数の「今、動いていない層」を引っ張り込める環境ビジネスを生み出
し続けること
===
ともしっかり被る。
なにしろ、エコビジネス業者を支援するのが当社の仕事なのだから、将来有望そ
うなエコビジネスがどんどん増えていってくれなければ当社の存続意義がなくな
る。(^^)ゞ

eco japan cup2010は今月末まで応募を受け付けている。
今年は、内閣府の企業コンペとしても重複して審査されるので応募者にとっては
二度美味しい代物。

是非ご応募を!

優秀な環境アイディアを一度に多くの人の目に触れさせ、最適な多面的マッチングを仕掛ける

育成を視野に多年度に渡る継続的なマッチングを講じることで、各ステージごとに最適な需給調整


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