Blog /ブログ
ロマンティック(6.19)の日に
06.15
タレントさんが揃ったお陰で、昨日のロマンスアワード表彰式は想像以上に盛り上がった。
ワイドショー系番組やスポーツ新聞がたくさん集まっていたという。
なので、そのほとんどがタレントさん達の受賞ニュースに終始。ロマンスアワードサービス部門を受賞した「PresentTree」はあまり出番がない。(^^)ゞ
が、、、
エコアクションを日常にどう絡めるか?
は我々の長年のテーマ。
なので、従来とは違う娯楽色たっぷりの媒体で些少ながらも取り上げてくださるのは光栄なこと。
ところで、6月19日は「ロマンスの日」だそうだ。「ロク・テンク=ロマンティック」の語呂合わせらしい。
ロマンスアワード受賞を記念して、PresentTreeもロマンティックの日に向けてロマンス・パッケージを準備した。
今日から6月20日(日)まで、銀座めざマルシェのロマンスフェアに出店中。
よい機会なので最愛の人のために樹を植えてみては?
ロマンスは文化、ならぬ
「ロマンスはエコ♪」
で。(^_^)v
ライブ・イマージュにPresentTreeLiveを想う
05.19
週末、ライブ・イマージュ10(国際フォーラム)にご招待いただいた。
http://www.barks.jp/news/?id=1000060517
PresentTreeに参加いただいたとかなんとか関係なく、まったくのお世辞抜きで
兎に角感動!
こんなにシビれたライブは何年ぶりだろう。。。
07年に「音楽の力で森を増やそう!」と、PresentTreeLive を開催したが、次
は是非ライブ・イマージュ×PresentTreeが実現できないか夢想中。(^_^;)?
このところの環境ブームの所為か、いろいろとタレントさん事務所から営業を頂
くが、残念なことにご本人はあまり環境に興味がなかったりするケースが殆ど。
それに引き換え、ライブ・イマージュに出演されている小松亮太さんは、根っか
らのエコロジスト!
電気は片っ端から消して歩き、給湯システムはなるべく使わない、とか。
ご令室からいつも「やりすぎ」と怒られていらっしゃるという。(^^)ゞ
まさにPresentTreeLiveには打ってつけ!
市民を集める仕掛け
04.23
市民参加型の森林再生活動「PresentTree」の参加者数、直近の集計ではお陰様で69,551人。(2010年2月末日現在)
この仕組みについての問い合わせが、最近富みに多い。
環境ブーム的な風潮に加え、更に今年はCOP10があり生物多様性保全が注目さ
れる中、その1つの手段として森林再生を掲げる企業が多いせいでもある。
2005年1月からスタートしているこの活動は、早いもので先般国内9か所目の協定に
調印した。http://eba-er.jugem.jp/?eid=106
新しいPresentTreeの森は「はなの森」と命名。ちょうど今苗木を植えていると
ころで、5月8日(土)には植栽体験ツアーも予定している。
「市民参加型」などというと聞こえがいいが、植栽を必要とする森(植栽放棄地
や風倒木被災地、焼失地、木くい虫被害地など)に、「贈り物」のタイミングで
相手の名前で苗木を植え、そのまま10年間(エリアによっては20年間)、
「植えたからには一緒に育てていきましょう!」と、森として自立するポテンシャ
ルが上がるまで面倒を見てもらうという、言うなれば「囲い込み」をしてしまう
のである。(^_^;)?
ただ、よくある消費財などでの囲い込みと違い、森林再生のために「囲い込まれ
た人たち」は、それを嫌がらず、むしろ喜んでくれている。
最初は、「得体の知れぬプレゼントが届いた」といぶかしく思っている人たちも、
しばらくすると必ず「私の樹を見に行きたいのですが」となる。
「私の樹」は識別できるように、一本ごとに管理していることもポイントだ。
いろいろな団体が森林再生や植林を手掛けているが、うちのように長期的なスキー
ムを組んでいると、自ずと「おたくのNPOが無くなったらどうなるの?」という
懸念にたどり着くので、PresentTreeの場合、主催である我々(NPO環境リレーショ
ンズ研究所)と
・森林所有者
・当該森林を管轄する自治体
・施業者(実際の森林管理等の施業を行う森林組合など)
との最低限4者で協定を結んで進めている。
こうすることで、「たとえ我々が倒れても」どこかが約束通り森林再生活動を継
続していくこととなる。(^_^)v
この仕組みの構築は簡単なように見えるが、実はここにたくさんの時間を費やし
てきた。
最近では、いろいろな県で「企業の森づくり」を進めているが、これとの大きな
違いは、「市民という個人」が当該エリアの森林再生に関与するという点。だか
ら、4者協定も各主体が敬遠しがち。企業の森のようにその企業だけでのクロー
ズドな活動なら安心でも、不特定多数の個人がかかわってくるのが不穏らしい。
だが、これこそがPresentTreeのメリットなのである。
企業が自社だけで粛々と進めている森づくりは、日の目を見ないことが多い。
企業内でも、CSRや環境部等、直接関係する部署以外の社員へ知られていないこ
とすら少なくない。
多くの人たちが全国から当該エリアの森林再生へ参加し、見届ける。
ゆえに、地域活性にもなり地元のモチベーションもあがる。
たくさんの監視の目が張り付いているので、途中でなどやめられないし、不適格
な行為はセーブされる。
だから、協定を結んだうえでの連合スキームは、PresentTreeでは妥協しない。
最短でも各所スキーム構築に1年は費やしてきた。
時間をかけて、このスキーム作りのための地元との調整その他のノウハウを蓄積
している。これが、我々の最大の武器でもある。
ところが、今回の「はなの森」は、なんと!
最初の候補地視察からわずか2ヶ月間で協定調印。
山梨県と県の森づくりコミッション、笛吹市、中央森林組合のPresentTreeへの
理解と賛同が大きい所以である。
そして、「企業の森づくり」で19件の実績を持つ山梨県では、ある企業との単独
協定のもとに進めていた案件が、倒産により頓挫した苦い経験を持つ。
合理的な環境政策を願う
04.18
「家庭の省エネ施策に、世帯年収1000万円以上は反応しない」
先日、株式会社 環境エネルギー総合研究所の大庭さんとランチをした際に聞い
た話。彼女は長らくコンシューマーのエネルギー消費動向調査をあらゆる角度か
ら仕掛けていて、この分野で困ったときに、私は真っ先にアドバイスを仰ぐ。
(^_^)
実際のところ、家電ecoポイントなどの制度も年収1000万円以上の家庭には効い
ていないようだという。
恵まれている生活環境ゆえ、もともとの消費エネルギーも大きい上、ちょっとや
そっとのインセンティブには反応しない層。
よく分かる。周りを見ていても、昨今の不況下「そこそこ恵まれている」家庭の
人たちは、食費や光熱費を切り詰めたりしているそぶりは殆どない。
「それほど恵まれているわけではない普通の生活レベル」の人は、逆に不況下で
なくても常に食費や光熱費を気にしているように見受けられる。
大庭さん曰く、「年収1000万円未満の層は、放っておいてもその時々に節約志向
が働く。だから特に家庭のエネルギー政策では、この年収1000万円以上の世帯層
を動かす有効な策が必要なのに、それが今のところ無い」という。
ことあるごとに政策サイドに向けてこの点を強調するらしいが、
「年収1000万円なんて!」と取り合ってはくれないそうだ。
年収1000万円というと、今の日本では中産階級の上くらいか。共働き世帯の年収
で最も多かったのが1000万円以上、というリサーチ結果もある。
そしてなによりも、エネルギー消費の母数が大きい層なのだから、ここを動かす
のが肝要。
日本の環境政策に感じるのは、それが情緒的に進められることが多いこと。
効率的なインパクトよりも、「みんなで一丸となって取り組もう!」という精神
的視点ばかりが重視されている気がしてならない。
かつて、あるクライアントが「ラベルを剥がさなくてもそのままリサイクル」で
きるというインクを使ったPETボトルを採用しようとしていたが、お役所から速
攻でNGのお達しが。
その理由がまぎれも無い
「せっかく国を挙げてPETボトルのラベルとキャップをはずす行為を浸透させ始
めている中、水を差すようなことになる」
からだ。(^_^;)?
これでは「環境と経済の好循環」には程遠いと思った一件だったが、今でもそう
思わされることは少なくない。
国民的ムーブメント作りが成功すればそれが何よりなのだが、「動かない層」に
は効率的に動く仕組みをドラスティックに組み入れていくのは、正攻法だと思う
のだが。。。
イマージュの森放送予定日
03.26
過日同行した、「プレゼントツリー×imageの森」での植栽風景が放映される。(^_^)
場所は熊本県の球磨村。足場の悪い中、バンドネオン奏者の小松亮太さんが、イマージュ発売10周年記念に「プレゼントツリー」してくださった。
球磨村のプレゼントツリーの森でなんとバンドネオンも独奏。幽玄な雰囲気、是非ご覧ください!
▼live image 10 dix特番情報
■番組名:live image 10 dix SP~桃栗三年、柿八年、ライヴイマージュいま十年~
■テレビ朝日 3月31日(水)深夜3:10~から放送予定
*関東ローカル
■BS朝日 4月3日(土)昼1:00~から放送予定
*全国放送
<出演者>
加古隆、小松亮太、ゴンチチ、羽毛田丈史、
葉加瀬太郎、松谷卓、宮本笑里、押尾コータロー、ジェイク・シマブクロ
間伐材から作られた服
03.25
放置林の現状を知ってもらいたいと、デザイナーの白浜利司子氏が手がけた間伐
材の服を見てきた。
ファッションや娯楽、慣習、、、大衆の日常にいかに親和させるか?
エコアクションの普及はこれに尽きる。
どんなに高邁で素晴らしいコトでも、「普通の多数」から素通りされてしまって
はなにも動かない。
だから、白浜さんのような方々が環境の世界にどんどん入ってきてほしいと切に願う。
それにしても、良くできている!とても素敵♪
ビッグウィルという徳島県の会社が持つ、世界最薄と言われる突き板製造工法が成せるワザでもある。
認定NPOを取って思うこと
03.20
念願の認定NPOが取れた!(^_^)
書類申請から半年。認定要件への準備まで含めれば一年半。長かった。。。
2010年4月1日から、晴れて「認定NPO法人」の仲間入りをする環境リレーショ
ンズ研究所は、設立当初から認定を取ろうとしていたが、この制度、やたら認
定要件が厳しい。
組織や事業活動の適正性を厳しく問うのは、制度の趣旨から言って納得するが、
困った事に「既に相当の寄附金で成り立っているNPO法人」でなければ認定が受
けられないという代物だ。またその寄附金の定義もかなりセンシティブ。
これがネックとなり、現在39,000(2010年1月末現在39217団体)ほど存在すると
いう日本のNPO法人のうち、実に0.3%の122団体しか認定NPOになっていない。
(2010年3月16日現在認定の有効期間内にある法人)
「認定NPO法人制度は、NPO法人への寄附を促すことにより、NPO法人の
活動を支援するために設けられている税制上の措置」と内閣府は謳っているが、
寄附を促してほしいからと言って、そうそうやすやすとは認定してくれないので
ある。(^^)ゞ
兎に角、わが国のNPOに対する税制は複雑怪奇!
NPO法による「収益事業」を営まずとも、法人税法で定義する「収益事業」を営
み利益を上げれば法人税の対象となるし、法人税法の対象にならずとも、消費税
法で言うところの「対価性」が認められれば、消費税を払わなければならない。
という具合。
そしてなにより、世間のNPOに対する誤解。
私自身、よく相談を受けるのは
NPOと手を組んでプロジェクトをやりたいが、健全経営で潰れなさそうなしっか
りしたNPOはないか?
というリクエストとともに、
委託に対する謝礼(対価)は安い方がよい!
という話。
これらを総合的に改革していかなければ、日本でのNPOの存在意義はなくなる。
認定NPO取得をきっかけに、制度改善に向けた取り組みを真剣に模索したい。
またまた経済産業省の新機軸
02.24
最近の経済産業省は面白い。
twitter公式参加だけでもお手柄だと思っていたら。。。
http://twitter.com/openmeti
とうとうこんなことを始めた!
http://open-meti.go.jp/ja/idea/00030/
募集テーマの第一弾は「IT政策」(2010年2月23日から3月15日)で、本日朝10時
のオープンから24:00現在、既に180を超えるアイディアが寄せられている。
従来の申し訳程度にしか間口を開いていなかったパブコメでは、多くても100件
程度。これに比べればなんとダイナミックなことか!
まさに日本のIT政策にはこの仕組みが必要だったと思う。(^^)
METIアイディアボックスについて、twitterをはじめいろいろな場で侃々諤々始
まっている中、役人の存在意義を否定するものだとか何とかいう非難めいた意
見も一部見られるが。。。
すばらしい施策案を一つ二つ発想できることは普通で、すばらしい施策案をたく
さん集める仕掛け作りこそが、役人に求められているミッションだと思う。
数年前のまだブログ黎明期に、同省のお役人が、自身が担当する政策についての
ダイレクト・コミュニケーションを目指して、実名でブログを開設するという画
期的な出来事があった。私はその勇気を心の底から応援していたが、炎上事故に
遭い処分されるという悲しい結果に。。。
過日、経済産業省の若手職員と話す機会があったが、曰く「あの時の処分は不合
理で、実際には内部でも多くが応援していた」と。
いつの時代もどの組織も、柔軟性が無く市場から疎まれがちな層は居る。
いずれにせよ、経済産業省には日本の力強い未来を期待できそうな層が少なから
ず在ることは確かだ。(^_^)v
FOOD ACTION NIPPON追加情報
02.23
東北でも開催されます。
=========================================================================================
新しい農業の在り方を、新政権と忌憚なき議論を交わす!
公開討論会「食べものづくりから日本は元気になる」のご案内
=========================================================================================
いま、日本の食べものづくりは、変わろうとしています。
食べものづくりを取り巻く現状は確かに厳しいですが、
それぞれの地域には、この現状を自分たちの手で解決していこう、
という熱意ある人たちがいます。
そういった志は、確実に芽吹き始め、
食べものづくりに向けられた社会のまなざしは、
これまでとは違うものになり始めています。
“食べものづくりから、日本は元気になる”。
そのような未来シナリオを真剣に語り合い、共有できたとき、
そのモチベーションと共感の連鎖は、大きなうねりとなります。
本討論会は、そのためのひとつの契機として、全国9箇所で開催され
東北エリアでは、2月27日(土)仙台で開催されます。
●現政権の政務三役と、食べものづくりの分野で成功体験を有する
プレイヤーたちが、熱く議論するパネルディスカッション。
農業政策にモノ申す!新しい農業はこうやるんだ!などなど。
●昨今、話題の戸別所得補償制度や、6次産業化に向けた担い手の育成など、
ホットな話題が満載。
—————————————————————————————–
名 称: 公開討論会「食べものづくりから東北は元気になる
~新たな『食料・農業・農村基本計画』の策定に向けて~」
日 時: 2010年2月27日(土) 13:30~16:00 (開場 13:00)
会 場: せんだいメディアテーク オープンスクエア
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
主 催: 農林水産省、FOOD ACTION NIPPON推進本部
「食べものづくりから東北は元気になる」事務局
応募方法:東北放送ウェブサイト
http://www.tbc-sendai.co.jp/tc_event/food/index.html
より、お申し込みください。
■プログラム
▼第1部————————————————-
◎基調講演 「新たな『食料・農業・農村基本計画』の策定に向けて」
<講師> 山田 正彦 (農林水産副大臣) (予定)
◎パネルディスカッション「ともに考えよう、『食料・農業・農村基本計画』 in 東北」
<ファシリテイター> 工藤 昭彦 (東北大学大学院農学研究科長・教授)
<パネリスト>
山田 正彦 (農林水産副大臣) (予定)
古口 達也 (食料・農業・農村政策審議会 企画部会委員)
小島 辻司 (中小企業基盤整備機構㈱仙台支部 統括プロジェクトマネージャー)
斉藤 隆幸 (農事組合法人 りぞねっと 代表)
鈴木 裕子 (株式会社COM消費生活創研 代表取締役)
「食料自給率」、「戸別所得補償制度」、「食の安全・安心」、
「農業・農村の6次産業化」などのテーマについて議論します。
▼第2部————————————————-
◎プレゼンテーション 「新しい農業、新しい挑戦」
<プレゼンター> 伊藤 秀雄 ((有)伊豆沼農産 代表取締役)
食料自給率向上につながる「食べものづくり」分野の成功体験を有している
担い手が、成功の鍵と残された課題について語ります
◎パネルディスカッション 「食べものづくりから関東は元気になる」
<ファシリテイター> 工藤 昭彦 (東北大学大学院農学研究科長・教授)
<パネリスト>
伊藤 克成 (有限会社 登米ライスサービス代表取締役)
氏家 幸子 (仙台市立西山小学校)
斉藤 隆幸 (農事組合法人 りぞねっと 代表)
鈴木 裕子 ((有)COM消費生活創研 代表取締役)
宮澤 陽夫 (東北大学大学院農学研究科 教授)
食べる側、つまり消費者は何ができるのかという問いを軸に、
食べものづくりから東北を元気にしていくためには、
どのようなことが求められるのか、どのようにあるべきかについて議論を行います。
—————————————————————————————–
FOOD ACTION NIPPONのイベント
02.17
面白そうなイベント。
農水省FOOD ACTION NIPPON推進本部が進める、全国での公開討論会。
今後の農政の方向性を示すものとして今年3月に策定が予定される新たな「食料
・農業・農村基本計画」などに関して議論を行う場だという。
長崎、福井、名古屋、大阪ではすでに開催済みで大盛況。
次が関東で2月28日(日)の開催だそうです。
http://syokuryo.jp/syokugenki/profile/profile-saitama.html